【薬園台校】「勉強しなさい!」と言う前に

お知らせ 薬園台校ブログ

今年もついに残すところ2日となりました。薬園台校では教室長が変わり、教室の雰囲気がアットホームな印象になってきたと、生徒や保護者の方からのお声を頂いています。日頃からオープンに生徒を迎え、相談もしやすい環境を心掛けていますが、このようなお話を頂けることを非常にうれしく思います。来年は今年以上の飛躍の年にしたいと考えています。

今回の年末年始は、ご自宅で静かな時間を過ごされる機会が多いと思います。家族団らんで過ごす貴重なタイミングですが、その際にお子様とお話合いを持ってほしいテーマがあります。それは、お子様の「なりたい自分」の姿について親子で話し合って頂くことです。直近の目標でも構いませんし、将来の職業や進路といった大きなテーマならなおのこと良いです。

最近の子どもたちは、時代の趨勢もありなかなか将来の目標や夢を持ちにくいように感じます。中3の進路指導でも、自分の将来がうまくイメージできない子もいて、この点はかなり根深い問題です。生まれながらに身の回りは便利なもので溢れ、自分で何かをしたいと思えることが、私たちが子どもの頃よりも少なくなっています。積極的な行動をイメージしにくくなっていることが、大きな要因になっていると思われます。

思春期のお子様といきなり向き合って話し合われるのは、お互いに照れもあり難しく感じるかもしれません。その際には身近なテーマ(例えば、学校の勉強は難しくなっていないか?困っていることはないか?等)でお声掛けをして、そこからお子様の将来について話題を広げていかれてみてはいかがでしょうか。

今回なぜこのテーマに触れたかというと、お子様がイメージする将来像が学習面に大きく影響を与えることを改めてご認識頂きたいからです。大人なら当然のこととして頭の隅にあることですが、今の子どもたちは先ほど触れた状況の中にいるため、勉強に向かうモティベーションがなかなか持てずにいます。その際に必要なのが、身近な大人のサポートです。

受験になるとさすがに勉強を始めるのは、目の前の将来との結びつきを強く意識するようになるためです。受験学年になってから考えればよいのでは…と思う方も少なくないと思いますが、実際にその段階になってうまくいかないことが多いことは、先ほども触れた通りです。焦って選択するより、紆余曲折を経ながらも時間をかけて熟考したほうが、自分なりの納得感も高まり、勉強に取り組む意義も理解しやすくなります。

あくまでも親御様は聞き役に徹するつもりで、お子様の思いや考え(もしくは現況)を受け止めて下さい。大人としてのアドバイスは、その上でしてあげてほしいと思います。「おやっ、何だかいつもと違うな」と思うような雰囲気で進められれば、きっとお子様の記憶に残る一コマとなること間違いありません。「勉強しなさい!」と言い続けるよりも、ずっと効果があることは実証済みです。ぜひこの年末年始に試されることをお奨め致します。